ようこそいらっしゃいませ、当ブログの管理人Suzyです。
1990~2000年代、某地方国立大学に学部生・院生・ポスドクとして所属しつつ、シャーロット・ブロンテを中心にヴィクトリア朝小説について研究していました。
ガヴァネス小説というサブジャンルに関係する作品群を掘り起こすことで、ガヴァネスと深い関わりのあるシャーロットの作品の読みに新たな光を当てられるのではないか、それが院生・ポスドク時代に私が取り組んでいた博士論文のテーマでした。
3年任期のポスドク最終年に博士号を取得したのですが、その後いろいろと研究生活におけるトラブル(*研究費の横取り未遂や研究資料に関する盗作に近い出版、学歴差別的な暴言や叱責など...早い話が典型的アカデミックハラスメント=詳しい話はこちらのブログ記事「ある誕生日に過去の研究生活を振り返って」に書いています)や私生活における夫の永住も視野に入れた海外就職なども重なり、ポスドク任期が切れた後は大学に所属しての研究からは離れることになり、今に至ります。その後、日本への帰国、初めての土地での子育て、難病発症、更年期障害などを経験し、早15年以上。シャーロットへの興味は持ち続け、昔お世話になった某学会に今は愛読者のひとりとして会費だけ納めさせていただいてましたが、最先端の研究とはすっかり無縁の生活でした。
1990~2000年代、某地方国立大学に学部生・院生・ポスドクとして所属しつつ、シャーロット・ブロンテを中心にヴィクトリア朝小説について研究していました。
ガヴァネス小説というサブジャンルに関係する作品群を掘り起こすことで、ガヴァネスと深い関わりのあるシャーロットの作品の読みに新たな光を当てられるのではないか、それが院生・ポスドク時代に私が取り組んでいた博士論文のテーマでした。
ガヴァネス小説というサブジャンルに関係する作品群を掘り起こすことで、ガヴァネスと深い関わりのあるシャーロットの作品の読みに新たな光を当てられるのではないか、それが院生・ポスドク時代に私が取り組んでいた博士論文のテーマでした。
3年任期のポスドク最終年に博士号を取得したのですが、その後いろいろと研究生活におけるトラブル(*研究費の横取り未遂や研究資料に関する盗作に近い出版、学歴差別的な暴言や叱責など...早い話が典型的アカデミックハラスメント=詳しい話はこちらのブログ記事「ある誕生日に過去の研究生活を振り返って」に書いています)や私生活における夫の永住も視野に入れた海外就職なども重なり、ポスドク任期が切れた後は大学に所属しての研究からは離れることになり、今に至ります。その後、日本への帰国、初めての土地での子育て、難病発症、更年期障害などを経験し、早15年以上。シャーロットへの興味は持ち続け、昔お世話になった某学会に今は愛読者のひとりとして会費だけ納めさせていただいてましたが、最先端の研究とはすっかり無縁の生活でした。
そんな中、今年なぜか久しぶりにその某学会の先生方からメールが届きました。ブロンテに関して何か短い文章を書いてほしいという依頼だったのですが、とにかくブランクが長いので書けるか不安で、更年期のこともあり、お断りするつもりで返信しました。でも、何でも興味のある内容を自由に書いていいというお話で、そういえば博士論文で扱った今は忘れ去られた作品など紹介すると面白いかと思い直し、先日その文章を活字にしていただいたものを受け取りました。ニューズレターの雑文ではありましたが、15年以上ぶりに自分の文章が印刷されたものを見るのは嬉しいものでした。
(*正式な論文ではないとはいえ、未だになぜ15年以上も専業主婦で所属先のない私に依頼が来たのか不思議で。いろんな人に原稿を依頼するのがモットーですと返信いただいたものの、他の執筆者の方々は過去のものも含め全員が専任の先生方で...もしかしたらZoom学会に出席した際、昔お世話になった先生方が私の名前を見て思い出してくださったのかな、と思ったりもしていますが、どうでしょうか...最後にアカデミアにいた頃はアカハラで辛い記憶ばかりでしたが、もしこういう形で今お声掛けいただいてたのでしたら、ありがたいことだなと感謝しております)
その際、とにかく15年以上のブランクがあるので、その間に同じような研究がすでに出ていないかと調べたりしたところ特にそういうものは出ておらず、その一方でSNSなどの普及を通してガヴァネスに関して不正確な情報などが出てきたりしている印象を持ち。それなら、私の知る範囲でガヴァネスに関するもろもろの基本情報や参考文献などをアップすることでガヴァネスに興味のある人たちのお役に立てるのでは、と思ったのがこのサイトを作ったきっかけです。
個人ブログとして大昔に作成して放置していたものを再編集中で、いろいろとお見苦しいところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
ネット空間ではSuzyというハンドルネームを使用しておりますが、過去の研究履歴などは下記に掲載しております。(リサーチマップに登録できればよかったのですが私が研究していた頃はまだ存在しておらず未登録で、ORCIDの方に経歴など登録しました)
博士論文
"Charlotte Brontë, the Governess, and the Governess Novel" (「シャーロット・ブロンテ作品研究 : 19世紀ガヴァネス小説との比較を中心に」)(*正式な論文ではないとはいえ、未だになぜ15年以上も専業主婦で所属先のない私に依頼が来たのか不思議で。いろんな人に原稿を依頼するのがモットーですと返信いただいたものの、他の執筆者の方々は過去のものも含め全員が専任の先生方で...もしかしたらZoom学会に出席した際、昔お世話になった先生方が私の名前を見て思い出してくださったのかな、と思ったりもしていますが、どうでしょうか...最後にアカデミアにいた頃はアカハラで辛い記憶ばかりでしたが、もしこういう形で今お声掛けいただいてたのでしたら、ありがたいことだなと感謝しております)
個人ブログとして大昔に作成して放置していたものを再編集中で、いろいろとお見苦しいところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
ネット空間ではSuzyというハンドルネームを使用しておりますが、過去の研究履歴などは下記に掲載しております。(リサーチマップに登録できればよかったのですが私が研究していた頃はまだ存在しておらず未登録で、ORCIDの方に経歴など登録しました)
Suzy's ORCID ID
2022年4月21日、シャーロットの206回目の誕生日の日に(そして偶然にも私が博士号を取得した日に)。